辣腕人生

エッセイ、旅記、書評メインを書きます

迷い決断するとその先にあるものとは

先日会社の職員のみなさんが僕の送別会を開いてくださいました。

 

19歳の頃からかわいがってもらって、22歳も目前となるとなんとなく世間がわかりだしてきて、「次のステップに進もう」そう思っての決別です。

 

以前までは僕はお酒が好きだと公言してましたが、

お酒が好きなのではなくて酔っぱらっている自分が好きなんだなとようやくわかりました。

 

大いに饒舌になって大言壮語を語り、未来の展望がないのに皆に語りだす。

 

なんて無知蒙昧で恩着せがましい人間だと恥ずかしくなりました。

 

それでも周りの方はやっぱり大人で静かに僕の話をきいてくださいました。

 

この職場を離れるというのはかれこれ悩んだ末の決断となったことを思い出します。

 

待遇は良くないし、土日も休みじゃなかった。

 

でも周りの人たちがとてもやさしかった。

 

最後の挨拶をしていると声を潜めてすすり泣きしている様子も脳裏に焼き付いています。

 

でも、この決断は決して後ろ向きなものではなくて何かに到達する道筋になるのではないかと思っているのです。

 

決断には多少なりとも犠牲はついてくる。

 

その犠牲を忘れるんじゃなくて、それを前向きにする。

 

 この決別、決断とを無駄にしないように。