とある喫茶店にきた。
ホットサンドセットを注文した。
僕は卵のぶよぶよが嫌いだ、ぶよぶよっていう言葉も嫌いだし、食感も好きではないからだ。
店内は常連の客がいて静かではないけれど、本を読むことにした。
村上春樹の納屋を焼く。
彼の短編集が好き(長編よりかも好きかもしれない)で、なんだか無性に読みたくなる時がある。
約50ページのものでも抜かりなく、緻密で面白いところが心を揺さぶる。
この作品少しホラーぽく、ゾッとする結末が待っていた。
僕の好きなメタフォリカルな部分も隠れていて読み応えがあった。
雨が降ったこういう日はゆっくりと美味しいコーヒーを飲んで大好きな本を読むのは最高だと思った。